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タブレットは「落とさなければ大丈夫」と思っていませんか

新しいタブレットを買った直後は、できるだけきれいな状態で使いたいものです。しかし、実際には落としたりぶつけたりしなくても、気がつけば画面や背面に細かな傷が増えていることがあります。

特にFire HDのように気軽に使えるタブレットは、リビングのテーブルに置いたり、ソファの横に置いたり、バッグへそのまま入れたりと、扱いがラフになりやすい傾向があります。そのため、「家の中でしか使わないからケースはいらない」と考えていると、数か月後に細かな擦り傷が目立ってくることも珍しくありません。

だからといって、最初から重厚な耐衝撃ケースや高価な保護用品をそろえる必要はありません。大切なのは、普段どのようにタブレットを使うのかを考えたうえで、傷が付きやすい場所だけを最低限守ることです。

目次

タブレットは使っていない時間にも傷が付く

タブレットの傷というと、落下や衝突を想像しがちです。しかし、日常的に増えていく細かな傷は、もっと何気ない動作によって付いていることがあります。

テーブルに置くだけでも背面には負担がかかる

タブレットを机やテーブルへ直接置くと、本体の背面と天板が触れます。その状態で少し位置をずらしただけでも、細かなホコリや砂粒が挟まっていれば擦り傷の原因になります。

一度で大きな傷が付くわけではありませんが、毎日繰り返しているうちに細かな傷が蓄積していきます。特に背面は使用中に目に入りにくいため、久しぶりにケースを外したときや本体を掃除したときに、初めて傷の多さに気付くことがあります。

バッグの中では別の荷物と接触しやすい

通勤や旅行などでタブレットを持ち歩く場合は、さらに注意が必要です。

バッグの中には、充電器やUSBケーブル、モバイルバッテリー、鍵、イヤホンケースなど、硬い物が入っていることが多くあります。タブレットをそのまま入れてしまうと、移動中にそれらが画面や背面へ何度も接触します。

特に画面は細かな擦り傷が増えると、明るい場所で反射した際に目立ちやすくなります。そのため、持ち歩く機会があるなら、画面と本体の両方をある程度守れる状態にしておいたほうが安心です。

子どもが使う場合は落下だけを考えない

子ども用としてFire HDなどのタブレットを使う家庭も多いですが、この場合も注意したいのは落下だけではありません。

テーブルへ置くときに強めに置いたり、おもちゃと一緒に片付けたり、食べ物を触った手で画面を操作したりと、大人が使う場合とは扱い方が大きく変わります。

そのため、子どもと共用するなら、多少厚みが増えても本体の角まで覆えるケースを選ぶなど、使い方に合わせて保護性能を考える必要があります。

タブレットの保護は「全部付ける」必要はない

傷を防ぎたいからといって、保護フィルム、耐衝撃ケース、収納ポーチなどをすべて用意すると、今度はタブレットの手軽さが失われてしまいます。

せっかく薄くて軽い端末を買ったのに、ケースによって重くなりすぎると、持ち運びや片手での操作が面倒になることもあります。

そこで考えたいのが、「どの傷を防ぎたいのか」という視点です。

最低限守りたいのは画面と本体の2か所

基本的には、画面には保護フィルム、本体にはカバーという組み合わせを考えれば十分です。

保護フィルムは、画面表面に直接付く細かな擦り傷を減らすためのものです。一方でカバーは、背面や側面を守るだけでなく、持ち運び中に画面がほかの荷物と直接接触するのを防ぐ役割もあります。

この2つを押さえるだけでも、日常的に発生しやすい傷への対策としてはかなり現実的です。

自宅だけならカバーだけでも十分な場合がある

タブレットをほとんど外へ持ち出さず、動画視聴や電子書籍などに使うだけであれば、必ずしも重厚な保護ケースは必要ありません。

たとえば、フタ付きの薄型カバーであれば、使用していないときに画面を覆うことができます。また、背面が直接テーブルへ触れないため、細かな擦り傷も防ぎやすくなります。

つまり、自宅中心なら「落下への強さ」よりも、「日常的な擦れから守れるかどうか」を基準に選んだほうが使いやすいこともあります。

保護フィルムだけで済ませるか、カバーも付けるか

タブレットの使い方によって、必要な保護レベルは変わります。

そのため、最初からアクセサリーを大量に買うのではなく、自分の使用環境から逆算して考えたほうが失敗しにくくなります。

自宅で動画を見ることが中心なら

YouTubeやPrime Videoなどの動画を見ることが中心なら、スタンド機能付きのカバーが便利です。

タブレット単体では、動画を見るたびに壁や本などへ立てかけなければならないことがあります。しかし、スタンド機能付きカバーであれば、そのまま角度を付けて置けるため、視聴しやすくなります。

つまり、自宅用の場合は単なる保護用品としてではなく、「動画を見るためのスタンド」としてカバーを選ぶのも一つの考え方です。

バッグに入れて持ち歩くなら

外出先で使うことが多いなら、フタ付きカバーに加えて保護フィルムも付けておくと安心です。

バッグの中では、本体が細かく動き続けます。フタがあるだけでも画面とほかの荷物が直接こすれるのを防げますが、万が一小さな異物が入り込んだ場合に備えて、画面自体も保護しておけば安心感があります。

子どもと共用するなら

子どもと一緒に使う場合は、多少厚みが出ても本体の角までカバーできるタイプを選ぶほうが向いています。

タブレットは角から落ちると、画面そのものが割れなくても、本体フレームが傷ついたり変形したりすることがあります。特に床へ直接落とす可能性がある環境では、側面や角の保護性能も確認しておきたいポイントです。

カバーは「傷を防ぐためだけ」に選ばない

タブレット用カバーにはさまざまな種類がありますが、保護性能だけで選ぶと使いにくくなることがあります。

普段の使い方まで考えたうえで選ぶことが重要です。

スタンド機能があると使い方が変わる

動画視聴やレシピ表示などでタブレットを使うなら、スタンド機能は想像以上に便利です。

手で持ち続ける必要がなくなるため、長時間動画を見るときにも楽ですし、机の上に置いて調べ物をするときにも使いやすくなります。

そのため、ケースを購入するなら「保護できるか」だけでなく、「立てて使えるか」も確認しておくとよいでしょう。

厚すぎるケースは手軽さを失いやすい

耐衝撃性能を重視したケースは安心感がありますが、そのぶんサイズや重量が増えます。

タブレットを片手で持って電子書籍を読んだり、家の中を持ち歩いたりする場合は、厚みや重さが意外とストレスになることがあります。

落下リスクがそれほど高くない使い方であれば、薄型カバーでも十分な場合があります。

Fire HDは世代と画面サイズを必ず確認する

Fire HDシリーズのアクセサリーを選ぶときに特に注意したいのが、対応機種です。

Fire HD 8やFire HD 10など画面サイズの違いだけでなく、発売された世代によって本体サイズやカメラ位置が異なる場合があります。

そのため、「Fire HD 10対応」とだけ書かれている商品を選ぶのではなく、自分が使っているモデルや世代まで確認してから購入することが重要です。

保護フィルムは硬さだけで選ばない

画面保護フィルムを探すと、ガラスフィルムやPETフィルム、アンチグレアタイプなど、さまざまな種類が見つかります。

しかし、単純に「一番硬いものを選べばいい」というわけではありません。

ガラス系は画面をしっかり守りたい人向け

ガラスフィルムは厚みがあり、画面表面をしっかり保護しやすいことが特徴です。

タッチしたときの感触もスマートフォンに近いため、違和感なく使いやすい一方で、製品によっては反射が強く感じられることがあります。

アンチグレアタイプは映り込みを抑えやすい

電子書籍を読むことが多い場合や、明るい部屋で使うことが多い場合は、アンチグレアタイプも選択肢になります。

表面がさらさらしているため指紋が目立ちにくく、照明の映り込みも抑えやすいことが特徴です。ただし、フィルムによっては画面の鮮明さが少し低下して見えることがあります。

そのため、動画視聴を重視するのか、読書の快適さを重視するのかによって選び分けるとよいでしょう。

Fire HDを買った直後なら純正カバーも選択肢になる

Fire HDシリーズを購入した場合、対応する純正カバーを使う方法もあります。

純正カバーのメリットは、本体に合わせて設計されている点です。カメラやボタン、充電端子の位置を細かく確認する必要が少なく、装着したときのフィット感も分かりやすいため、アクセサリー選びに時間をかけたくない人には向いています。

また、スタンド機能を備えているタイプであれば、動画視聴や読書の際にも使いやすくなります。

一方で、価格を抑えたい場合はサードパーティ製のFire HD対応カバーも選択肢になります。デザインや素材の種類が多いため、自分の使い方に合わせて選びやすいのもメリットです。

重要なのは、純正か非純正かだけで決めるのではなく、「持ち歩くのか」「動画を見るのか」「子どもが使うのか」といった用途を基準にすることです。

画面には保護フィルムを先に貼っておきたい

保護フィルムを貼るタイミングとしておすすめなのは、タブレットを使い始める前です。

なぜなら、細かな傷は使い始めてから想像以上に早く付くことがあるからです。

数週間使ったあとで保護フィルムを貼っても、それまでに付いた傷が消えるわけではありません。そのため、「傷が気になったら貼ろう」と考えるより、購入時に一緒に用意しておいたほうが効率的です。

特にバッグへ入れて持ち歩く予定がある場合は、最初からフィルムを貼っておくと安心して使いやすくなります。

高価なタブレットではないからこそ最低限の対策で十分

Fire HDのように比較的手頃な価格で購入できるタブレットの場合、本体価格に対して高価なアクセサリーを何種類も追加するのは少しもったいなく感じるかもしれません。

その感覚は間違っていません。

大切なのは、タブレットを完全に無傷で守ることではなく、普段の使い方で起きやすい傷を減らすことです。

画面には保護フィルム、本体には用途に合ったカバー。この程度でも、何も付けずに使う場合と比べれば傷の付き方は大きく変わります。

むしろ、保護用品を増やしすぎて本体が重くなり、使うのが面倒になってしまっては本末転倒です。

傷が付いてから考えるより、買った直後に決めておく

タブレットの保護対策で一番もったいないのは、「傷が増えてからケースを買う」ことです。

買った直後であれば画面も背面もきれいな状態なので、その段階で最低限の保護をしておけば、その状態を長く維持しやすくなります。

もちろん、自宅だけで使う人と毎日持ち歩く人では必要なアクセサリーは違います。そのため、すべての人が同じケースや保護フィルムを使う必要はありません。

まずは自分がどこで、誰と、どのようにタブレットを使うのかを考えてみてください。

そのうえで、画面の擦り傷が気になるなら保護フィルム、背面や持ち運び中の傷が気になるならカバーを追加する。このくらいシンプルに考えたほうが、結果的には使いやすいタブレット環境を作れます。

タブレットは、傷を気にしながら慎重に使い続けるための道具ではありません。最初に最低限の対策だけ済ませてしまえば、その後はもっと気軽に動画や読書、ネット閲覧を楽しめるようになります。

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この記事を書いた人

家電が好きで、白物家電からスマート家電まで実際に使い比べてきた。スペックだけでなく、使いやすさや生活へのなじみやすさを重視して評価している。家電マニアでは、日常で役立つ家電の選び方と使い方を実体験ベースで発信している。

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