Kindleを買ったら、自宅だけではなく通勤や旅行にも持っていきたくなります。
紙の本なら一冊ごとに重さがありますが、Kindleなら何冊入れていても端末の重量は変わりません。そのため、電車の中やカフェ、病院の待ち時間など、ちょっとした空き時間に本を読む人にとってはかなり便利な存在です。
ただ、外へ持ち出す機会が増えるほど気をつけたいことがあります。
それが、Kindleの画面の傷対策です。
「ケースに入れず、そのままバッグに放り込んでいる」という人もいるかもしれません。しかし、バッグの中には鍵や充電器、モバイルバッテリー、イヤホンケースなど、意外と硬いものが入っています。
Kindleを落とした記憶がなくても、気づいたときには細かな傷が付いていることは十分に考えられます。
せっかく読書に集中するための端末なのですから、画面の小さな傷がずっと視界に入る状態はできれば避けたいものです。
Kindleをバッグに入れているだけなのに傷が付くのはなぜ?
Kindleの傷対策というと、最初に思い浮かぶのは「落とさないこと」ではないでしょうか。
もちろん落下には注意したいところですが、毎日バッグに入れて持ち歩く場合、むしろ気をつけたいのは日常的な摩擦や接触です。
バッグの中は、思っているほど静かな場所ではありません。
歩けば中の荷物が動きますし、電車で座ったときにはバッグ自体が押されることもあります。さらに、混雑した場所では外から荷物に圧力がかかることもあります。
その結果、Kindleとほかの荷物が長時間触れ合う状態になることがあります。

鍵や小物と一緒に入れている人は特に注意したい
特に気をつけたいのが、鍵や金属製の小物です。
家の鍵、自転車の鍵、ボールペン、USBメモリなどは小さいので、バッグの底に入り込みやすくなります。
最初は離して収納したつもりでも、歩いているうちに位置が変わり、Kindleの画面側に入り込む可能性もあります。
一度触れただけで必ず傷が付くわけではありません。しかし、毎日の通勤で何度も同じ状況が繰り返されれば、画面への負担は無視できません。
そのため、Kindleを持ち歩くなら「落とすかどうか」だけではなく、バッグの中で何と接触するのかまで考えておいたほうが安心です。
Kindleは小さな傷でも意外と気になりやすい
スマートフォンであれば、動画を見たりSNSを見たりと画面の表示内容が頻繁に変わります。
一方、Kindleは基本的に文字をじっくり読むための端末です。
しかも、同じ場所を長時間見続けることになります。
そのため、一度画面の傷に気づいてしまうと、読書中にそこばかり気になることがあります。
本文の文字と重なる位置に傷が入ってしまえば、ページをめくるたびに視線に入る可能性もあります。
大きな故障ではないだけに、そのまま使えてしまうところも厄介です。
「壊れていないけれど、読むたびに少し気になる」という状態を避けるためにも、持ち歩くことが多い人ほど早めに画面保護を考えておきたいところです。

保護するなら傷が付いてからでは遅い
保護フィルムやケースは、傷が付いてから探し始める人も少なくありません。
ただ、本来は傷が付く前に使うためのものです。
特にKindleを買ったばかりなら、まだ画面がきれいなうちに対策しておいたほうが気持ちよく使えます。
新品の状態では「そこまで神経質にならなくても大丈夫」と思っていても、数か月後に細かな傷を見つけてから気になり始めることがあります。
毎日のように通勤や通学へ持ち出す予定なら、購入直後に持ち運び方法まで決めてしまうほうが後悔しにくいでしょう。
まずはバッグの入れ方を変えるだけでも傷対策になる
Kindleを守るために、最初からアクセサリーをたくさん買う必要はありません。
まず確認したいのは、普段どこに収納しているかです。
バッグにタブレット用のポケットやクッション付きの仕切りがあるなら、そこをKindle専用スペースとして使うだけでも、ほかの荷物との接触を減らしやすくなります。
逆に、トートバッグのように大きな収納スペースがひとつしかない場合は注意が必要です。
財布、鍵、充電器、ペットボトルなどと一緒にKindleを入れてしまうと、移動中に中身が動きやすくなります。
Kindle専用の収納場所を決めてしまう
おすすめなのは、Kindleを入れる場所を毎回決めてしまうことです。
バッグを開けるたびに違う場所へ入れるのではなく、「このポケットはKindle用」と決めておけば、鍵などを間違って同じ場所へ入れることも減ります。
ほんの小さな工夫ですが、毎日持ち歩く端末ではこうした習慣のほうが意外と効果的です。
それでも画面がむき出しになるのが心配なら、ここでケースや保護フィルムを検討すると自然です。
Kindleの傷対策ならケースと保護フィルム、どちらがいい?
Kindleを持ち運ぶときの代表的な保護方法は、ケースと保護フィルムです。
ただし、どちらが優れているというより、守れる範囲が違います。
自分がKindleをどのように使っているかを考えて選ぶと、必要以上に重装備にせずに済みます。
ケースは画面だけでなく本体全体を守りやすい
手帳型のKindleケースであれば、使っていないときは画面全体を覆えます。
バッグの中で鍵や小物が直接画面へ触れる可能性を下げられるうえ、製品によっては背面や側面も保護できます。
そのため、通勤や旅行で頻繁に持ち歩く人には使いやすい方法です。
ただし、ケースを付ければその分だけ厚みと重量は増えます。
Kindleを選んだ理由が「軽いから」という人にとっては、この変化が気になることもあります。
特に自宅で片手持ちする時間が長い場合は、ケースの重量まで含めて考えておきたいところです。
保護フィルムならKindleの軽さを残しやすい
できるだけKindle本来の薄さや軽さを変えたくないなら、画面に保護フィルムを貼る方法があります。
ケースほど本体サイズが変わらないため、裸のKindleに近い感覚で使えるのがメリットです。
バッグには専用ポケットがあり、強い衝撃への対策よりも「画面表面の細かな傷だけ防ぎたい」という人にも向いています。
一方で、保護フィルムが守れるのは基本的に画面表面です。
本体の角への衝撃や、バッグの中で強い圧力がかかった場合まで完全に防げるわけではありません。
そのため、保護フィルムは擦り傷対策、ケースは本体全体の保護というように、役割を分けて考えると選びやすくなります。
Kindle Paperwhiteの保護フィルムを選ぶときに確認したいこと
Kindle Paperwhiteを使っているなら、Paperwhite用として販売されている保護フィルムを選ぶ方法があります。
ただし、Amazonなどで「Kindle 保護フィルム」と検索すると、似たような商品が数多く出てきます。
価格だけで選ぶより、いくつか確認しておきたいポイントがあります。
自分のKindle Paperwhiteの世代に対応しているか
まず重要なのが対応モデルです。
Kindle Paperwhiteは、発売された世代によって端末サイズや画面周辺の設計が異なる場合があります。
そのため、「Paperwhite対応」と書かれているだけで判断するのではなく、自分が所有しているモデルに対応しているかまで確認してから購入したほうが安心です。
せっかく購入しても、サイズがわずかに合わなかったり、端が浮いてしまったりすれば使いにくくなります。
Amazonの商品ページを見るときも、商品名だけではなく対応機種の説明まで確認しておきましょう。
読書用だからこそアンチグレアも気になる
Kindleは動画を見る端末というより、長時間文字を読む端末です。
そのため、保護フィルムを選ぶときは強度だけではなく、画面の見え方も重要になります。
例えば、アンチグレアタイプは表面に反射を抑える処理が施されているタイプです。
照明の映り込みや屋外での反射が気になる人なら、こうしたタイプも選択肢になります。
反対に、画面の質感や文字の見え方をなるべく変えたくない人は、透明度を重視したタイプを確認するとよいでしょう。
単純に「一番硬そうなもの」を選ぶのではなく、読書中の見え方まで含めて選ぶのがポイントです。
貼りやすさも地味に重要
保護フィルムで意外と差が出るのが貼りやすさです。
せっかくフィルムを購入しても、気泡やホコリが入ると、その部分が読書中に気になることがあります。
そのため、位置合わせ用のガイドやクリーニング用品などが付属しているかも確認しておくと便利です。
保護性能だけではなく、きれいに貼れるかどうかまで考えると失敗しにくくなります。
持ち歩く頻度が高いならケースとフィルムを併用するのもあり
「ケースを付けるなら保護フィルムはいらないのでは?」と考える人もいると思います。
実際、自宅で使うことが中心で、たまに外へ持ち出す程度であればケースだけでも十分と感じる人はいるでしょう。
一方、毎日の通勤や出張、旅行などで頻繁にバッグへ入れるのであれば、ケースとフィルムを併用する方法もあります。
ケースはバッグの中で画面や本体を覆い、保護フィルムはケースを開いて使用しているときの画面表面を守る。
このように考えると、それぞれの役割は少し違います。
もちろん全員が両方必要というわけではありません。
持ち運び頻度が低ければケースだけ、軽さを優先するならフィルムだけという選択もあります。
大切なのは、「どの商品を買うか」より先に、自分がどんな場面からKindleを守りたいのかを考えることです。
Kindleをよく持ち歩く人ほど、保護フィルムを一度検討しておきたい
Kindleの良さは、好きな本をいつでも持ち出せることです。
何冊も本をバッグに入れる必要がなく、端末ひとつあれば、通勤時間や旅行先でもすぐに読書を始められます。
だからこそ、傷が怖くて「今日は持っていくのをやめておこう」となるのは少しもったいない話です。
バッグの専用ポケットへ入れる、鍵と同じ場所に収納しない、必要ならケースを使う。そして、画面表面の細かな傷が気になるなら、Kindle Paperwhite対応の保護フィルムを使う。
一つひとつは小さな対策ですが、毎日持ち歩く端末ほど、その差は積み重なります。
特に購入したばかりのKindleは、まだ傷がまったくない状態です。
数か月後に画面を見て「最初から保護しておけばよかった」と思うくらいなら、バッグへ入れて持ち歩き始めるタイミングで、画面の傷対策まで済ませておくと安心です。
Kindleを家の中だけで使う端末ではなく、日常的に持ち歩く「本棚」として使いたい人こそ、保護フィルムやケースをうまく取り入れてみてください。

